北上の風景 江釣子の「新渡戸観音堂」(当国三十三観音二十七番札所)

 
 新渡戸稲造の祖先は、人皇五十代桓武天皇の第五子一品式部葛原親王に始まり、四代良兼が下総国の鎮守府将軍となりました。
 八代目忠頼は、陸奥守に任じられ代々観世音を信仰しておりました。それは十一面観音像だったそうです。
 
 十五代目常秀は源頼朝の奥州征伐で軍功をあげ、下野国の新渡戸・高岡・青谷を賜り晩年新渡戸郷に隠居したと伝えられています。
 
 その後の子孫二十七代盛頼の時に「新渡戸」と名乗り、陸奥本吉郡高原城主として移転しましたが、葛西重村により落城し、二十九代目良胤が伊沢郡西根(現金ヶ崎)に古城を築きました。
 しかしこの居城も三十一代目頼長の時、葛西の臣に落とされ頼長は自害しています。
 
 三十二代目となる胤重は僅か二歳、祖父「仙人別当浄念」の下に(仙人大権現里宮現久那斗神社)母と逃れ成長します。やがて和賀氏家臣「毒沢民部」の婿となり、和賀氏客分として迎えられ、江釣子に七千刈りを領したと伝えられます。
 
 新渡戸観音堂は、この時代に下野国の観音を勧請して、建立されたのだそうです。
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by bbex162546 | 2014-11-21 16:00 | 風景 | Comments(0)

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