一関市藤沢町の風景 長徳寺では、3月5日(日)の不動尊蘇民祭に向けて準備中

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 岩手の蘇民祭は、1月2日花巻市「胡四王神社蘇民祭」を皮切りに、今年から復活した「達谷窟毘沙門堂鬼儺會」を含め1月に6か所、2月が「黒石寺蘇民祭」など3か所で行われ、3月は5日の藤沢町「長徳寺不動尊蘇民祭」、17日の早池峰神社蘇民祭と、後2か所を残すのみとなりました。

 2月25日「せんまやひな祭り」見学後、3月5日の蘇民祭の準備が見られるかと思い、千厩町の南に位置する藤沢町まで足を延ばしました。
 なかなか藤沢町に来る機会はないのですが、2015年9月大篭キリシタン殉教公園を訪ねて以来となります。

 千厩町からですと20分ほど、国道456号線を南下し藤沢町内中心部から県道295号線で南東へ向かい保呂羽地区に入ると右手にこんもりした丘が見えます。
 ここを上れば「不退山合掌院長徳寺」に着きます。
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 この寺院の元は、元慶(877~885)のころ玄明律師の創立と云われ、当時は吉野屋敷佐藤氏の菩提寺として天台宗三文寺と称されましたが、庇護及ばなくなり廃寺となりました。

 その後、嘉慶2年(1388)十二世尊観法親王遊行の途次、この廃寺を時宗長徳寺として建立したのが基底となっており、現本堂は天和2年(1616)の建立とずいぶん古いものです。
 本堂脇には宗祖一遍上人の像があり、地名藤沢町の由来は、時宗総本山清浄光寺のある神奈川県藤沢市に由来しているそうです。

 

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 ご本尊は、慈覚大師の作と伝えられる総高158センチの阿弥陀如来立像です。
 両脇の菊の御紋章は、開祖十二世尊観法親王が第九十代亀山天皇の孫子であるためとのことです。



 さて蘇民祭の準備の様子ですが、蘇民袋に入れる小間木そして境内には柴燈木登りに使う松割木も準備されておりました。



 当寺には、慈覚大師の手による「大聖不動明王」があります。
 これは、花泉町修験道場「白山姫神社」のご本尊であったが、神仏分離令により明治八年藤沢町満昌寺に移奉された後、明治二六年同寺全焼せるも不動明王は厄免れ翌年これを譲り受けたものであり、その中には胎内仏があるそうです。
 この時に、蘇民祭も一緒についてきたとのことです。
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 不動尊安置堂内には、昭和24年から7年間の蘇民袋取り主名が掲げられています。
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 平成26年蘇民袋争奪戦が復活すると同時に、鬼子行列やけんちん汁の振る舞いも行われ、地域の皆様が参加して楽しめるお祭りとしています。
 と一連のご説明を頂いた「渋谷真之ご住職様」です。
 
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 蘇民祭の準備の後これから東京に向かうというお忙しい最中に、お声がけいただき地域への温かな思いを感じるご説明を頂きました。
 そして阿弥陀如来ご本尊・不動明王ご本尊や小間木なども拝見することができました。
 

 誠にありがとうございました。

 

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by bbex162546 | 2017-03-01 23:55 | 祭り | Comments(0)

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